料理・旅館 大鳥居苑

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お遍路への旅路

SHIKOKU PILGRIMAGE

Oasahiko Shrine & Ryozenji Temple

お遍路巡りはじまりの地

大麻比古神社

大麻比古神社

大麻比古神社は、徳島で一番大きな神社で、お祭りの季節には県内で1番人が集まる場所でもあります。四国八十八ヶ所巡りをする前に、大麻比古神社で安全祈願をしてから四国霊場巡りをしてください。大麻比古神社は一番札所を訪れる前に行く、いわば0番札所のようなところです。これから長いお遍路旅になります。お気を付けて、けがのないようにお出かけくださいね。


一番札所・霊山寺

一番札所・霊山寺

一番さんの呼び名で有名な霊山寺。第一番札所竺和山一乗院霊山寺という名前が正式名称です。霊山寺は「これから始める」という決意をする人や、「やっと終わった」と安堵する人などそれぞれの思いが交錯するお寺でもあります。

回り方

お遍路の参拝方法には特に決まりはなく、自由に始められます。「順打ち」は1番から88番へ進む一般的なスタイルで、逆に88番から巡る「逆打ち」はうるう年に行うと特別なご利益があると言われています。一度に全札所を巡る「通し打ち」や、数回に分けて巡る「区切り打ち」、1県ずつ参拝する「一国参り」などがあります。体力や時間に応じて、自分のペースで楽しんでください。

回り方

お遍路マップ


お遍路用語

四国の88ヶ寺は「札所」と呼ばれ、巡礼者が自分の名前を書いた木札を寺院に打ち付けたことが由来です。「打つ」という表現もここから生まれています。

お遍路用語

服装

基本的には服装は自由ですが、白衣、袈裟、金剛杖を身に着けるのが一般的です。これらを身につけることで、気持ちが引き締まり、地元の人々からもお遍路さんとして受け入れられやすくなります。必要な用品は各札所や周辺の売店、インターネットで購入できます。

服装

基本の服装には以下のものがあります。

  • 菅笠(すげがさ):弘法大師を象徴する竹笠。
  • 白衣(はくえ・びゃくえ):お遍路さんの正装で、「南無大師遍照金剛」の文字が入っています。
  • 輪袈裟(わげさ):首から掛ける略式の袈裟。
  • 金剛杖(こんごうづえ):弘法大師の分身とされる杖です。

参拝時の必需品

参拝時に必要なアイテムは以下の通りです。

  • 納経帳:納経の証として御宝印をいただくための帳面。
  • 納札(おさめふだ):本堂と大師堂に納めるお札。
  • 経本(きょうほん):本堂や大師堂での読経に必要です。
  • 数珠(じゅず):真言宗用の数珠が一般的ですが、個人の宗派の数珠でも大丈夫です。

自由で多様なスタイルが魅力のお遍路を、自分に合った方法で心豊かに楽しんでください。

参拝時の必需品

四国おへんろ.net

Worship Ryozenji Temple

霊山寺の参拝の仕方

1. 巡拝は、まず仁王門のある入り口で一礼

これから始まるお遍路旅。気持ちを落ち着かせる意味も込めて一礼しましょう。

巡拝は、まず仁王門のある入り口で一礼

2. 手水舎で手をあらう

ひしゃくで水をすくい左手、右手の順で手を洗います。次に、左手で水を受け止め口を濯ぎます。残りの水でひしゃく全体を洗って終わりです。身を清めるためにも必ず行うようにしましょう。

手水舎で手をあらう

3. お寺の鐘を一度だけつく

お寺の仏さまに、自分の存在に気付いてもらうために鐘撞堂で鐘をつきます。

お寺の鐘を一度だけつく

4. 本堂へ行き納札を納札箱に入れる

ひしゃくで水をすくい左手、右手の順で手を洗います。次に、左手で水を受け止め口を濯ぎます。残りの水でひしゃく全体を洗って終わりです。身を清めるためにも必ず行うようにしましょう。

本堂へ行き納札を納札箱に入れる

5. ご本尊に向かって読経する

ろうそく1本とお線香3本に火をつけ、お賽銭を入れます。そしてご本尊に向かって合掌礼拝をし、読経します。

ご本尊に向かって読経する

6. 大師堂に礼拝をする

お経を読み終えたら大師堂に礼拝します。

大師堂に礼拝をする

7. 仁王門を抜け一礼をして次の場所へ

最後に入ってきた仁王門を抜け一礼をしてから外に出ます。

仁王門を抜け一礼をして次の場所へ